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一流のプロとともに旅館を作り上げる経験は、きっと一生の財産になる。

INTERVIEW 01

渡邉 勇利哉 Yuriya Watanabe 箱根・芦ノ湖 はなをり
営業・宿泊部
2017年入社

箱根に新しい旅館をオープンする

私が当旅館に入社したポイントは、大きく2つあります。一つは、新規旅館のオープンから参加できることでした。観光地として長い歴史を誇る箱根には数多くの旅館やホテルがあります。しかし、新規旅館が誕生するケースはごく稀で、そこに参加できることは滅多にないチャンスだと思いました。
もう一つは、面接の際の「最高の旅館を作るために、オリックスグループの各施設からホテル運営・接客サービス・調理など各分野のプロフェッショナルを集める予定だ」というお話です。まだまだ人生経験が未熟な私にとって、そうした一流の先輩方と一緒に働くという経験は、将来まで生きる財産になると思ったからです。
現在は、主にお客さまのチェックイン・チェックアウトのお手続きや館内のご案内、周辺の観光スポットや飲食店のご紹介などのフロント業務に携わっています。お客さまの良い思い出の1ページとして記憶に残るようなサービスを提供することが今のミッションです。

マニュアル以上に大切な、お客さまに寄り沿う姿勢

私の所属する営業・宿泊部のフロント担当は、20歳代の若手社員は4名のみで、ほかはすべて5年10年と経験を重ねてきたベテランの方ばかりです。当初は右も左もわからず、「とにかくマニュアル通り、間違いなく動こう」と硬くなるばかりで、お客さまから厳しいご意見をいただき、悩んだこともありました。
そのような時、上司から「お客さまに真摯に向き合って一生懸命に取り組めば、必ずお客さまも感じ取ってくださる」とアドバイスをいただいたことで、マニュアルは大切ですが、それだけに縛られず、まずお客さまの立場に立って動くことが何より大事だと学びました。
たしかに先輩たちは、お客さまへの挨拶一つをとっても、「いらっしゃいませ」よりもまず先に「遠いところをありがとうございます」といった、感謝や労いの言葉をかけていました。そのような姿勢を参考にして自分なりのおもてなしを意識し始めると、お客さまからも「ありがとう」「また来るよ」といった嬉しいお言葉をいただくことが増えていきました。まだまだ先輩方には程遠いレベルですが、どのような時もお客さまの気持ちに寄り添い、期待以上のサービスを提供しようという思いは負けないつもりです。

いつかは自分が「はなをり」を。そして箱根を支えるプロになりたい

当旅館は、まだまだ誕生したばかりです。より魅力的で、地元に密着した存在になるためには、改善すべきこともたくさんあると思っています。そのためには、フロントとしての腕を磨くことはもちろん、お客さまからいただいたご要望をもとに、上司に新たなサービスを積極的に提案できるような行動力や決断力も身につける必要があると思っています。
頼れる上司や先輩が集まる職場だからこそ、その存在に甘えてばかりではなく、少しでも早く自立することが今の目標です。そして将来は私も当旅館を支えるプロフェッショナルの一人になって、箱根を盛り上げていきたいと考えています。

One Day Schedule

ある1日の仕事
  • 出社。前日からの引き継ぎを受け、当日の業務内容を確認。

  • チェックイン・チェックアウト情報を、清掃スタッフやレストランに情報共有。

  • チェックアウト業務。

  • ロビーで観光案内や記念撮影のお手伝い。

  • お昼の休憩。

  • 早めに到着されたお客さまへの接客対応。

  • お客さまのチェックイン業務を開始。

  • 必要に応じて館内のご紹介やお部屋へのご案内。

  • 翌日の引き継ぎ事項を共有し、退社。

箱根・芦ノ湖 はなをり

2017年8月、風光明媚な芦ノ湖のほとりにオープン。箱根の恵みを楽しめる新感覚ビュッフェや雄大な温泉に加えて、安らぎのある水盤テラスや足湯カウンターなども完備。箱根・芦ノ湖エリアの情緒を尊重しながらも、新たな魅力を取りそろえたくつろぎの空間づくりに努めています。

所在地
神奈川県足柄下郡箱根町
URL
https://hanaori.jp/ashinoko/

Profile

2017年中途入社。箱根出身で、高校卒業後にオーストラリアで1年間の留学を経験。海外経験を通し、日本や箱根の魅力を再認識し、地元に貢献できる仕事を求めて、当旅館に就職。

新しいことにチャレンジしようと考えた時に、周囲のスタッフのレベルが高いことに不安を感じるかもしれません。しかし、まずはやってみようと思う強い気持ちがあれば、何の経験もなかった私と同じく、得られるものがたくさんあると思います。とことん成長したいとお考えの方は、ぜひチャレンジしてみてください。