当館では、2013年より毎年、人気のオリジナルグッズ「オオサンショウウオぬいぐるみ」を積み上げてクリスマスツリーに見立てた「オオサンショウウオツリー」を展示しています。毎年、異なるテーマで、アイデアから制作まで水族館スタッフがすべて担当しています。

今年のテーマは、「豊作祈願」です。2025年は全国的に米の収穫量減少や価格高騰が見られ、私たちの生活にも影響がありました。毎年春から秋にかけて、京都水族館の屋外エリア「京の里山」エリアでも米作りを行っていますが、今年は、例年に比べて収穫量が減少しました。そこで、来年は実りの多い豊かな1年になるよう祈りを込め、「豊作祈願」をテーマにツリーを制作しました。

ツリーは大小さまざまなオオサンショウウオぬいぐるみ約90個を使い、高さ約2mに積み上げています。さらに、稲藁（いなわら）で制作したいきもののオーナメントや、京都府内で行われている豊作祈願の神事をモチーフにした装飾を施し、より華やかなツリーに仕上げました。

ツリーは、オオサンショウウオが川を勢いよく上っていくようすをイメージし、当館オリジナルグッズのオオサンショウウオぬいぐるみを約90個積み上げて制作しています。

今年のテーマは「豊作祈願」。2025年は、米の収穫量の減少や価格高騰が見られた1年となりました。当館の「京の里山」エリアでも毎年稲作を行っていますが、今年は例年に比べて収穫量が減少したことから、来年の豊かな実りを願っています。

ツリーは、稲藁で制作したオオサンショウウオやカエルなどのオーナメントで装飾しました。さらに、木津川市・相楽神社の「餅花祭」の装飾「餅花」や、南山城村・田山花踊りの伝統的な装飾、南丹市・多治神社の「田原の御田」の衣装など、京都府内で豊作を願う祭事をモチーフにした装飾で彩りました。

毎年新しいデザインで登場する数量限定ぬいぐるみ「マフラー付きオオサンショウウオぬいぐるみ」。今年は、ネイビーを基調にしたチェック模様のマフラーでオオサンショウウオをあしらいました。また、昨年、オンラインショップで150個が即日完売するほど人気となった雪仕様のオオサンショウウオぬいぐるみが再登場します。この機会にぜひゲットしてください。